i女性会議

最新情報

【署名/第3次締め切り4月6日】『東電と密接な関係のある最高裁・草野耕一裁判官に「東電刑事裁判」の審理を回避するよう求める署名』

印刷用署名

WEB署名

東電元経営陣3名(勝俣恒久・元会長、武黒一郎・元副社長、武藤栄・元副社長)を被告人として刑事責任を問う東電刑事裁判は、一審東京地裁・二審東京高裁で全員無罪とする判決が出されており、現在、判決を不当として上告をしています。

この事件を審理する、最高裁第二小法廷の草野耕一裁判官は、東京電力やその関連会社に法的アドバイスを行っている複数の弁護士が所属する「西村あさひ法律事務所」の元代表です。

同事務所の共同経営者である新川麻弁護士は、政府のエネルギー関連の多くの諮問委員会の委員を務め、生業訴訟など4つの避難者訴訟が最高裁で審理されていた2021年から、東京電力の社外取締役に就任しています。また、同事務所の顧問で、元最高裁判事である千葉勝美氏は、東京電力の依頼を受け、生業訴訟で東電と国の賠償責任を否定する意見書を提出しています。

裁判官は、独立して中立・公正な立場に立つことはもちろん、外見上も中立・公正であることを求められていることから、草野耕一裁判官は本件を担当するにはふさわしくなく、本件の審理から自ら身を引く「回避」を決断するよう求めます。

後藤秀典著『東京電力の変節――最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃』(旬報社)より作図

 

署名に、ぜひご協力ください。