投稿日:2026年01月01日
2026年新春ごあいさつ
2026年 新春
私たちが望んでいるのは、平和で、ジェンダー平等な社会です。男だから女だから、性的マイノリティだから障害者だから、外国人だからと差別されたり、排除されることのない社会。なぜなら、すでに多様な「私たち」が支えあい、迷惑をかけたりかけられたりして、ひしめき合いながらこの国で生きているからです。
私たちは、一人ひとり、みんな違います。言葉・習慣・宗教・文化など、様々な背景を持っています。だから、トラブルも起きます。そんな時は、いっしょに安心して暮らすにはどうしたらいいかを話し合えばいいだけです。
それは、国家間でも同じです。しかし、日本政府は特定の国を敵視して、「抑止力」が必要だからと言って軍備を増強しています。どれだけ防衛予算を増やせば安心できるのでしょうか。 軍事費世界第2位の中国並みでしょうか? 日本の一般会計予算以上を軍事費に使う米国並みでしょうか? それでは防衛費のせいで、福祉・医療・介護、教育に使う予算が不足し、人が死に、教育は劣化し、あらゆる未来が失われてしまいます。「抑止力」なんて幻想にすぎません。
今、必要なのは戦争しないための準備であり外交です。他国で災害が起きたら駆けつける。教育や医療を支援し、国同士が助け合う関係性の構築です。助けられた国にミサイルを向ける国はないはずです。考え方がちがう隣人と、「戦争しないための」関係を作ることではないでしょうか?
昨年は多くのみなさまにお世話になり、心より感謝申し上げます。そして2026年もどうぞよろしくお願いいたします。
2026年1月1日
I女性会議 共同代表
奥 節代 中村 ひろ子

●金井 真紀 KANAI Maki
文筆家、イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」。
うずまき堂代表(部下は猫2匹)。著書に『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)『テヘランのすてきな女』(晶文社)『世界はフムフムで満ちている 達人観察図鑑』(皓星社)『はたらく動物と』(ころから)『パリのすてきなおじさん』(柏書房)等多数。「難民・移民フェス」実行委員。